調律師さん直伝!正しいピアノのお手入れ方法

ピアノ

先日、アップライトピアノを購入して初めての調律のときに、調律師さんからピアノのお手入れ方法を伝授してもらいました。

ピアノ本体のケアから、きれいな音を保つための温湿度の管理まで教えていただいたので、今後のために記録しておきます。

アップライトピアノのお手入れの方法がわからない、忘れてしまったという方の参考になれば幸いです^^

 

 

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調律師さん直伝!正しいピアノのお手入れ方法

アップライトピアノのお手入れ方法について、項目ごとにご紹介します♪

 

温湿度の管理

ピアノは温湿度の管理が必須なので、温湿度計を用意してください。

アップライトピアノは木でできているため、湿度の変化に敏感で、50%前後の湿度が最も適しています。

とはいえ、日本で湿度50%を維持するのは難しいので、できるだけ50%に近づけるようにします。

40%以下、または70%以上が続くのはいけません。

湿度が高すぎると鍵盤が上がらなくなったり、乾燥しすぎると木にひび割れができてしまうことも。

湿度が高すぎる場合の不具合は直すことができても、乾燥による不具合は、ひび割れなど直せない場合があります。

ピアノを置く部屋は、絶対に乾燥させないように要注意!

 

温度は20℃前後が適しています。

温度で気をつけなくてはいけないのは、1日の温度差。

朝起きたときには5℃だったのに、暖房をつけたら25℃になったすると、1日で20℃もの温度差が生まれます。

すると、部屋の温度によって金属が縮んだり膨張したりを繰り返すため、調律が狂ってしまいます。

部屋の温度もできるだけ一定にしましょう。

 

換気をする

アップライトピアノは湿気がこもりがちなので、月に一度は換気をします。

カラッとよく晴れた日に、ピアノの屋根を開けて風を通しましょう。

 

鍵盤、塗装面のお手入れ

普段は、専用の毛ばたきで優しくホコリを落とします。

ピアノの汚れが目立ってきたら、濡らして洗濯機で脱水したタオルで優しく拭くときれいになります。

脱水したタオルで拭くと、傷もつきにくく、乾拭きの必要もありません。

鍵盤も拭いていいのですが、鍵盤と塗装面で同じタオルは使わず別のタオルを使います。

塗装面を拭くとき、塗れたタオルでロゴなどの金属部分を拭くと錆びてしまうので、金属部分は拭かないようにしましょう。

艶がなくなってきたら、専用のクロスにワックスをつけて拭きます。

ピアノカバーも、時々洗濯をしてきれいにしましょう。

 

ピアノの上に物を乗せない

ピアノの上に教本やメトロノーム、トロフィーを置く人がいますが、落としてピアノを傷つけてしまう人が多いです。

傷つくだけでなく、鍵盤が割れたりすることもあります。

ピアノの上には絶対に物を乗せないようにしましょう。

 

 

調律師さん直伝!正しいピアノのお手入れ方法 まとめ

アップライトピアノを購入してから、温湿度の管理がとても大変ですが、その他のお手入れは難しくありません。

次の調律まで、きれいな音と外見を保てるように、日々のお手入れは欠かさず続けていきたいですね^^

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