息子が小4で初めてのコンクールに挑戦して、入賞することができました。
コンクールで入賞するために、毎日どれくらいの練習をしたのか記録します。

結論としては、いつもの発表会よりさらに丁寧に時間をかけて練習しました。
コンクールの参加者の演奏の様子もご紹介するので、これから初めてコンクールに挑戦する方の参考になれば幸いです^^
ピアノコンクールで入賞するために必要な練習量は?
コンクールで入賞するために、毎日最低30分以上、コンクール曲だけで20分以上は練習をしました。
以前の練習量
コンクール前の練習時間は、長くて1日45分、短くて15分ほどでした。
発表会の前にはもう少し長めに練習しましたが、プラス10分程度。
発表会のゴールは、暗譜すること、なるべくミスなく弾くこと、少し表現力を意識すること。
コンクールのように全力を出し切るような完璧な演奏は求めていませんでした。
コンクールに向けての練習
コンクールまでは、上記の普段の練習に加えて、コンクール曲だけで20分以上は練習しました。
コンクールでは表現力を評価されるので、強弱の付け方を忘れないように毎日丁寧に復習。
曲の出だしの呼吸のとり方、体の使い方など、今まであまり意識していなかったことまで丁寧に時間をかけて練習していきました。
コンクール参加者の演奏
コンクールで子供たちの演奏を聴いて、コンクールに参加するレベルがどの程度なのか、入賞するにはどんな演奏がいいのかを振りかえります。
ミスのない演奏
実際にコンクールで参加者の演奏を聴いて、審査結果と照らし合わせると、練習量が少なく感じた子は入賞できていませんでした。
さすがコンクールに出てくる子供たちは上手で、ほぼ全員ミスなく弾きます。
みんなかなり練習してきているのは確かで、ミスなく弾けることが、コンクールに参加する最低条件だとわかりました。
ですが、どれだけ細かいところまで気を使って練習してきたかが結果に出てくるように感じます。

本番でノーミスで弾けるように練習するのは当然で、それ以外の表現力をどれだけつけられるかが勝負です。
堂々とした演奏
コンクールということで、みんな緊張していると思うのですが、ほとんどの子はそれを感じさせないような演奏でした。
自信に満ちあふれたように堂々としている子もいて、その子の演奏は素晴らしかったし上位に入賞していました。
本番でできるだけ緊張しないように、お客さんの前で演奏する機会を増やしておくといいかもしれません。
息子には、ストリートピアノを見かけるたびに弾かせて度胸を鍛えています。
これまで一年に1~3回の発表会を経験してきたことも、舞台慣れにつながっていて、今では「本番に強いから大丈夫!」と言うほどに。
コンクールの日は今までになく緊張した様子でしたが、舞台の上では落ち着いて演奏することができました♪
表現力
入賞した子の特徴として、気持ちを込めて弾くことができていたり、強弱の付け方が上手でした。
ただミスなく楽譜通りにスラスラと弾くだけでは、評価してもらえません。
誰より大きな音でピアノを鳴らしていた子が入賞していました。
小学生にはフォルテで響かせることが難しいので、たくさんの参加者の中でも印象に残ります。

コンクールで演奏する時間はとても短いですが、このような武器があれば十分にアピールできますね。
審査結果(講評)
コンクールが終わって審査員の先生方からいただいた講評を見ると、息子の演奏にはたくさんのアドバイスもあったのですが、
「とても丁寧な演奏でした」
と全員の先生方から言っていただきました。
実力より、丁寧に練習をしてきたのを認めてもらえたような気がします。
ピアノコンクールで入賞するために必要な練習量は?まとめ
コンクールは初めての経験で、息子の音がホールでどう響くかもわからず手探りでの練習でした。
他の子の演奏を聴いたり講評をいただいたりして、今思えば足りないところもたくさんある演奏でした。
勝つためにやるべきことが見えてきたので、次のコンクールに向けては、コンクール曲だけで1日30分は練習すると思います^^