「子供がピアノの練習を全然してくれない…。」
レッスンが楽しい!ピアノを弾くのが好き!でも、練習するのは嫌いという子供は多いもの。
ピアノは週1回レッスンに通えば上手に弾けるようになるものではなくて、毎日コツコツと練習することで上達します。
レッスンは、練習をするために行くのではありません。
練習の成果を見てもらったり、わからないところを教えてもらうために行きますよね。
それでは、練習嫌いな子供が練習するようになるためにはどうしたらいいのでしょうか。
わが家では、2人の子供がピアノを習っていますが、どちらも毎日30分程度の練習をすることができています。
ですが、最初から自主的にできたわけではありません。
子供が毎日ピアノを練習するためには、ルールを設けたり親の声かけが効果的です。
子供が6年間ピアノを習ってきたわが家の、「毎日練習できる子」にするための5つの秘訣をご紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ピアノを頑張っている親子の参考になれば幸いです^^
子供がピアノを練習しない!練習するために親ができる5つの対策
子供が毎日ピアノを練習するように、わが家で実践していることをまとめました。
1日のうちで練習する時間帯を決める
例えば、「夕方4時になったら練習の時間」など、1日のうちでいつピアノを練習するのかを決めておくとスムーズに取りかかれます。
時間を決めていないと後回しにしがちだったり、そのまま夜になって練習する時間がなくなったりしてしまうことも。
ですが、ピアノを練習する時間を設定しておけば、子供も納得するのか諦めがつくのか、練習する気になってくれます。
練習する時間については、子供が疲れていない時間、機嫌のいい時間を選ぶといいですよ。
学校から帰宅してすぐとか、休日の朝起きてすぐとかは、さすがに嫌がります。
わが家の場合、次男は帰宅後、おやつを食べて、休憩して(漫画を読んで)、学校の宿題の前。
長男は、帰宅、おやつ、休憩して学校の宿題の後に練習するのが日課です♪
「練習しなさい」と命令しない
練習する時間になったら、「そろそろピアノの時間だよ」と声をかけます。
「練習しなさい!」と命令形では言わないように心がけています。
命令されたら、大人だって嫌な気持ちになりますよね。
声をかけてすぐに練習を始めなくても、心を鬼にせず、しつこくない程度に落ち着いて「ピアノの時間だよー」と繰り返します。

決して無理強いはしないで、子供から行動してくれるのを待ちます。
子供が重い腰を上げたときには、「おっ!始めるの^^?」と、笑顔で見守ります♪
練習中に叱らない
子供が練習していると、「そこ間違ってる!」とつい叱ってしまいがちですが、叱ると練習が嫌いになっていくのでできるだけ叱らないようにします。
気になるところがあったら、「ここはこうするんだよー」とおだやかに教えます。
叱って子供のテンションを下げると練習も進まないし、自分もイライラするので、いいことはありません。
お楽しみは練習の後で
テレビやゲームなど、お楽しみの時間はピアノの練習が終わってからというルールにしています。
わが家の場合は、ピアノの練習が終わるまでゲームができないので、子供たちは「早くピアノを終わらせたい!」という気持ちが強いです。
ゲームをするために、ピアノの練習を頑張る!といった様子。
夕飯もピアノの練習が終わるまではおあずけです。
譜読みは早く終わらせる
レッスンに行って宿題が出たら、できるだけ早く譜読みを終わらせます。
ピアノの練習の何がつまらないって、弾けない曲をずっと練習するのがつまらないんだと気付きました。
「毎日練習できる子」にするための5つの秘訣のうち、わたしが一番大事だと思っているのが、譜読みを早く終わらせることです。
長男が就学前は、「次のレッスンまでに弾けるようにする」のが目標で、ゆっくりペースで練習していました。
レッスンの前日に、何とか弾けるようになって、何とか合格という感じ。
ですが、少しずつ譜読みを早く終わらせるようにしていったら、レッスン前には余裕で弾けるようになっているので練習が楽しそうなんです♪
例えば、レッスンの後、2日間で譜読みして大体弾けるようにします。
すると、残りの4日間は「弾けるようになるための練習」ではなくて「弾ける曲」を練習することになるので、楽しいですよね^^
ただし、最初の2日間は相当きついです!
宿題の曲が難しいときには、1時間以上練習することも。
でも、ここで頑張ると残りの4日間は楽しくなるし、練習時間も15分とかで終わったりします。
この方法で練習するようになって、先生から「いつも自信を持って堂々と弾けていますね♪レッスンもスムーズに進むのでわたしも助かります」と言ってもらえるようになりましたよ!
子供がピアノを練習しない!練習するために親ができる5つの対策 まとめ
練習する時間も、最初は短くて大丈夫。
少しずつ長くしていけば習慣化していきます。
ピアノが好き、音楽が好き、なのに練習が嫌いだからピアノをやめようか…なんて悲しいことにならないように、子供の頑張る力を一緒に引き出していきましょう♪